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司法過疎対策委員会の記事

小平シルバー大学41期OB会「たまり場41」の例会後の講座

小平シルバー大学41期OB会「たまり場41」の例会後の講座

2024年7月16日。小平中央公民館。

参加14名。エンディングノートの書き方に的を絞った。まずエンディングノートと遺言書の違いを説明し、ページを開きながら、都度書き方を説明する。皆さんメモを取りながら熱心に聴いてくれて、質問の機会をとると、誰かが必ず質問をしてくれる。質問の度、サポート講師2名も対応に加わり、詳しく説明をした。説明をすれば、加えて他の人も質問をしてくるというような感じで話が尽きない。エンディングノートに関しては、保管場所はどこが良いか、遺言書に関しては自筆証書、公正証書、どちらが良いのか、というような議論が活発であった。また世代的に、財産の中に相続した地方の処分に困っている土地をお持ちの方が何人かいらっしゃる印象だったので、相続土地国庫帰属制度を説明した。総括として、、成年後見から見たエンディングノートの重要性(亡くなる前)、エンディングノートでは法的効果を発揮できないため、遺言書が必要だということ(亡くなった後)を説明し、幕を閉じた。