東京司法書士会三多摩支会

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司法過疎対策委員会の記事

多摩市一ノ宮 「たまりばらんど」(個人宅)

多摩市一ノ宮 「たまりばらんど」(個人宅)

後見制度一般の概要など

2024年7月16日。個人宅を地域の人に開放して交流する場を設ける活動。参加者は7名。スタッフ1名。コーヒーや手作りのお菓子をいただきながら終活に役立つ情報を説明した。まずは後見紙芝居で後見制度の概要と自分でできないことがあり困ったときに人に支援を求めることの大切さを伝えた。さらに持参したエンディングノートとレジュメを用いて今話題になっている死後事務委任契約、身元保証契約の特徴と課題、元気なうちに何をやったらよいのかを理由を交えて説明した。死後事務委任契約は監督する人がいないという問題点があること、身寄りがなくても死後には誰かが後始末をする必要があることを説明した。身元保証契約については裁判になったことがあること、身元保証がないと契約を拒否する施設や病院があること、身元保証契約には法的な根拠がなく監督が不十分であること、良い業者悪い業者の見極め方の必要性を伝えた。またエンディングノートの効用と書き方を説明し、元気なうちにやりたい財産の棚卸や片付け、身近な人との話し合いの必要性を伝えた。その後質疑応答があった。任意後見制度に関する質問や相続に関する質問があった。