東京司法書士会三多摩支会

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司法過疎対策委員会の記事

おひとりさまの老後を考える会 死後事務委任

おひとりさまの老後を考える会 死後事務委任

2024年8月30日。参加者6名、スタッフ2名。大雨の影響か参加者は6名と少なめだった。三多摩支会所属の後見制度に詳しい司法書士を呼んで生前と死後の支援制度の概要を講義した。認知症になったり、体が動かなくなったり、死亡してしまったときの対策として、元気なうちに何ができるかを説明。見守り契約、任意代理、任意後見、死後事務、遺言といった対策を説明した。また、身寄りのない高齢者が医療や介護サービスを受けるにあたって身元保証契約をせざるを得なくなり、多額の費用を支払わされた事例、判断能力があることを前提に行われる任意代理のリスクとして、裁判所が絡まないことによる監督不行きリスク、不正請求リスクの説明があった。自身の経験を盛り込みながら説明がされた。その後の質疑応答では、3人から質問があり、任意後見契約の内容を発効させるにあたり、誰が発効の妥当性を判断するのか、報酬体系がどのようになっているのかが聞かれた。