東京司法書士会三多摩支会

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司法過疎対策委員会の記事

調布市社会福祉協議会 「相続と遺言」

調布市社会福祉協議会 「相続と遺言」

参加者は12名。社協スタッフ3名。前回のエンディングノートの講義に引き続き、相続と遺言というテーマで、お話しした。後半事例を交えての説明は、受けが良く、質問も相次いだ。前回のまとめは、エンディングノートは全員が書いて欲しい、だったが、今回は遺言書は、書いた方が望ましい方はある程度絞られると説明し、さらに、こういう遺言書はなかった方が良いと思ったという実例として、孫に事業を残す代わりに、弟に長男一家が住んでいる家を残すと遺言したばっかりに、長男一家は住む家を失ったという話があり、参加者からどよめきが上がった。ただこれも、もっと書き方を考えれば良かったということで、やはり基本的には、遺言書は書いた方が良いこと、またトラブル防止には、公正証書遺言が望ましいことなどを説明した。講演後、社協の方から、地権事業の説明があり、お開きとなったが、終了後も質問があった。