東京司法書士会三多摩支会

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司法過疎対策委員会の記事

多摩市「遺言書ワークショップ」

多摩市「遺言書ワークショップ」

4月に1回目「エンディングノートの書き方」ということで開催し、それに続き、今回は2回目「遺言書」についての開催だった。参加人数14人。まず初めに「遺言書とは」ということで、遺言書は法律に基づいて書かなければ、無効になる可能性がある等の説明を30分ほどした。その後3つのグループに分かれ、実際に遺言書を書いていただいた。1グループ5~6人ということもあり、全体の講義では質問しづらいことなども気軽に質問でき、終始和やかな雰囲気で行われた。一緒に回答も配布していたので、書き方が全くイメージできない人は、その回答を写している参加者もいたが、今回は書き方をお伝えしたいという趣旨の開催だったので、それでよかったと思う。その後、それぞれの司法書士が実体験を話すコーナーがあり、身近な話が多かったので、参加者の方も、皆さんうなづいていらっしゃった。「不動産しか所有していない人が、遺留分請求を受けたときは、どうやって金額を査定するのですか?」との質問に対する、参加講師の回答が、とてもわかりやすかった。ワークショップ形式は初めての試みだったが、講師が一方的に話す講義形式よりも、実際に手を動かして書いてみることによって、質問も活発にでるので、とてもいいと思った。

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