東京司法書士会三多摩支会

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司法過疎対策委員会の記事

「西東京市シニア大学講座」エンディングノートについて

「西東京市シニア大学講座」エンディングノートについて

昨年から依頼があった西東京市の講座である。当会委員が市の担当者と詳細なやり取りをし、今回の講座開催が実現した。受講生は27名。シニア大学で学ぼうという、意欲が高く法律問題にも興味が深い方々だった。当委員会で作成し改訂を加えた新版エンディングノートを紹介しつつ、レジュメに沿ってエンディングノートの意義や内容について説明した。講師が親族を亡くした際の実体験についても言及し、体験を踏まえたエンディングノートの重要ポイントを分かりやすくなるように伝えた。実体験に基づく話に、聴衆は皆、息をのんで聞き入っていた。さらに業務での体験も踏まえた遺言の話や、空き家問題について詳しく伝えたり、最近の冷蔵庫はマグネットがくっつかない事など、聴衆が興味を持って聞いてもらえるよう工夫をし、反応も良かった。遺言や贈与についての質問もあった。さらに配布したエンディングノートがもっとほしいとの声があり、当会のホームページからダウンロードできるようにするなど、広く配布できる方法を検討したい。