東京司法書士会三多摩支会

menu

blog

司法過疎対策委員会の記事

調布市社会福祉協議会主催「エンディングノート~財産のたなおろし編~」

調布市社会福祉協議会主催「エンディングノート~財産のたなおろし編~」

参加者は14名。社協スタッフ2名。既に、エンディングノートを書いたことがある方を訊ねたところ、数名手が挙がった。エンディングノート・遺言書の違いの中で、エンディングノートは、年齢等問わず、全員が書いて欲しいもので、他方、遺言書は、書いた方が望ましい方はある程度絞られると話した。財産の棚卸しについて、特に「もらって嬉しくないかもしれない財産」として考えられるものについて、講師の経験談を踏まえて話した。その後、調布市版のエンディングノート(じぶんノート)に沿って、書き留めておくべき情報、使い方、注意点などの解説をした。書いたエンディングノートの保管場所については、エンディングノートを情報別に分けて複数残すなどの方法も紹介した。質疑応答では民法909条の2(遺産の分割前における預貯金債権の行使)に関するご質問があった。講師から、家族・親族、近所の方々・同地域の方、行政・福祉・民生委員、以上の3タイプの方々と繋がっておくことをお勧めし、①書く、②置いておく、③伝える、ことの大切さをお話し、まとめとなった。

講義終了後、エンディングノート(身近版)・(秘密版)を多くの方がお持ち帰りになられた。